分離発注方法のご案内

設備工事に対する発注は通常3つの方式があります

分離発注方式

分離発注方式イメージ

分離発注方式は、お客さまが建築と電気設備、機械設備を別々に発注することにより、『良質な施工と明確な責任』を設備会社に課そうというやりかたで、官公庁はじめ金融機関、生産工場などで多用されております。
この方式では、お客さまと設備協会が直結するため、費用の透明化のもとにより良いコミュニケーションが得られ、お客さまのニーズやご要望を十分にくみとった良好な品質が確保でき、責任をもった施工が可能になります。

コストオン方式

コストオン方式イメージ

分離発注と一括発注を折衷した方式で、まず、お客さまは、建築会社と設備会社を選定し、それぞれの工事費をとりまとめ、それに設備工事の現場管理のための経費を加えた(オンした)金額で、建築会社に発注します。
したがって、契約上は、設備会社は建築会社の下請けというかたちになります。

一括発注方式

一括発注方式イメージ

総合発注方式とも呼ばれ、お客様が建築と設備を一括して建築会社に 発注する方式で、 設備会社は建築会社の下請けになります。

国会でも分離発注を決議

「電気・換気・給排水・冷暖房・昇降機等の建築設備工事は当該専門工事業者に分離発注するよう努めること」上記の要旨が昭和43年3月建築業法の改正の際、参議院における付帯決議としてなされ、これを受け、昭和47年3月建設省より各都道府県知事へ通達され、更に昭和48年10月には、中央建設業審議会の勧告により建設省から各都道府県知事へ通達されました。
又、昭和57年6月には中小企業庁から「中小企業者に関する国等の契約の方針」において閣議決定されております。

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